SAN JOSE通信Vol.2

 

2/3、とうとう車を購入しました。VANタイプ。アメ車やら国産車やら・・・本当にいろんなcardealerの所に行って検証を重ねた結果(いつものごとく検証係はパパ、最後の決断はママ)TOYOTAのSIENNA(シエナ)に決めました。日本では発売していないそうです。当然左ハンドルです。中古車も考えましたが、新車に決定。トータル$28,000ちょっと・・・高かったぁ〜

 

car01.gif 22*15car02.gif 22*15car03.gif 22*15car04.gif 22*15car01.gif 22*15car02.gif 22*15car03.gif 22*15car04.gif 22*15car01.gif 22*15car02.gif 22*15car03.gif 22*15car04.gif 22*15car01.gif 22*15car02.gif 22*15car03.gif 22*15car04.gif 22*15

それにしても、こんなに大きな買い物をしたのに、お茶の一杯も出ないなんて・・・・。日本ならショールームに立ち寄っただけで、お茶やらお菓子やら、子連れならおもちゃまでくれるというのに・・・。さて値段の交渉ですが、(自称)値切るのが得意というパパが「他のTOYOTAではもう少し安かった」と言ったら、「じゃあそこに行きなさい」とすげない返事。まったく「もーぅ」。そう、担当の人の名前がMOさん。もーさんだったのです(^^;)旦や言が「もーーーーーっ」と叫ぶたびにヒヤヒヤしてしまいました。そういう私も、子供たちをしかるときにあからさまに怒れないので、イライラして「もーーーーーっ(怒)」と超低音で威嚇していたことも、言った後から聞こえてなかったかしらとヒヤヒヤ。アメリカでは子供を怒鳴ったりすると、幼児虐待と思われ逮捕されちゃうんだって。だから、日本と同じ調子で怒ってたら危ないのよね

 

ようやく購入を決めてからは、支払方法の相談。金利がとっても高いので、私達は「キャッシュで払う」と言いました(全部会社からの借金ですが・・・)。日本ならば大喜びされるところですが、何度も何度も「ローンを使え、その方がcredithistoryを作るのに良い。」と説得されました。そうなのです、アメリカではすぐにクレジットカードは作れません。historyを作り、信用してもらえて初めてカードを作れるのです。しかしそんな説得を振り切って、現金払いを押し切りました。「OK」と言い、MOさんは今度は私たちをFinancial Managerの所に連れて行きました。ここで更にローン使用を勧められ、とうとうローンを使うことにしました。それでも「Downpayment(頭金)が多すぎる。それではキャッシュと変わらない。」などと言われたり、他にもオプションをどこまでつけるか・・・という長い長い話し合いの末、ようやくシエナを手に入れたと感じた時は外も真っ暗の6時過ぎでした。購入を決めてから実に3時間以上も話し合っていたのです。ところが一旦契約が完了すると、「すぐに乗って帰っていいよ。ここに置いておかないで」とのこと。という事は、当然シエナはアメリカでの運転に慣れているパパが乗って、カンパニーカーは私が運転・・・。今日はじめてこちらで運転を少ししただけなのに、いきなりこんなに暗い時間に一人で(子供たちが後ろに乗っているとはいえ、それが逆に嫌だったりして)車を家まで乗って帰るなんて。久しぶりに緊張と不安で無口になりました。子供たちも私の緊張が伝わったのか、珍しくずっと黙って乗っていました。無事に帰宅出来て、良かった〜

 

さて、日曜日に車を手に入れて翌日の月曜日。早速3人で先日歩いて3時間かかったモールに行ってみました。なんて近かったのだろ〜っとため息。更にモールの中心の方にも行ってみました。そこで3人でお買い物。店自体が大きいうえに品数が多く、更に英語ときているのでちょっと覗くつもりがえらく長い時間店内にいることになってしまい、子供たちは空腹の様子。レジに並んでいると、買い物中の母親が棚からお菓子の袋をとって開封してカートに乗せた子供に食べさせ始めました。「ええっ!!!」という感じで3人でジーッと見てしまいましたが、アメリカではOKなことらしいです。旦は「あの子いけないんだよねー」としきりに言うので、とりあえず「そうだね」と言ったけど、今後どうやっていこうかなーっと考えてしまいました。良いとするか、だめとするか・・・。一方言は、急にカートの中の食べ物を欲しがって大変だった。帰り道は数回道を間違えたけど、そのおかげですこしずつ運転に慣れてきました。

 

この翌日2/5はDriving Testでした。めざせ一発合格・・・を果たしました。良かった良かった。あとは免許証が送られてくるのを待つのみ。テストが終わったその足で、家からは結構遠い(ハイウェイを使うとまぁ近い)ところにある、今後子供達がお世話になる小児科の先生のところへ行きました。キンダーに提出する為の健康診断書は、3月以降じゃないと有効ではないとのことで、とりあえずは今まで日本で投薬を続けてきた喘息のこれからの治療方法や予防接種の相談をしました。旦が足りない注射はPOLIO×1・MMR(おたふく,麻疹,風疹をひとつにまとめたもの)×1・DPT/Td(三種混合)×1・HepatitisB(B型肝炎)×1・PPD skintest(ツベルクリン)×1と計5本。結局「ではB型肝炎以外は今日うっちゃいましょう」というコトに。打つのは看護婦さんで、トレーに注射4本並べて持ってきて、まさにゴシゴシ(消毒の音)ブサッ(注射の音)×4という感じ。左うで・左肩・右肩・右おしりに打ったのですが・・・「これはダーツですか???」と突っ込みたくなるくらいの激しさ。早いうえに、上からほぼ垂直に(日本では下から上に向かって斜めに針をゆっくり刺すでしょ?)しかも無理に(少なくても私にはそう見えた)勢いつけてブッスリ。1本目「泣かないよ」2本目「痛くないよ」3本目「ちょっと痛かったよ」4本目「痛いよーー」と発する言葉に変化があったけど、予告どおり泣かない旦にはびっくり。看護婦さんも「彼は勇敢だわ」と褒めてくれたけど、あんまり嬉しくなかったなぁ。あの打ち方もう少しどうにかならないかな。この先、言も同じ目にあうかと思うと可哀想〜。NYの友達も同じこと言ってたっけ。

では今からツベルクリンの反応を見せに小児科へ行ってきます。

いちほ(2/8/02)

戻るHOME