結果的には、授業は勿論の事、それ以上に途中からは異国の友達とおしゃべりするのが楽しくなっていたのでした。たいして英語が出来ない私が異国にお友達が出来るわけないと思っていたのに、お隣さんとの交流をはじめ、こうして多くのお友達が出来たのは、やはりここで日本人のお友達が出来るよりも数倍嬉しいし、これに関してはパパのおかげではなく自分の力で切り開いた!という自信が出来ました。もちろんそういうチャンス(海外生活という)を作ってくれたのはパパですので、感謝しています。話がそれましたね。
お家の中では靴を脱ぎます。そして最初はソファーに座っていたのですが、奥からちゃぶ台らしきものが登場してきてからは皆床に座りました。「日本と似ているでしょ?」と笑って言う。ますます親近感。やっぱりワールドカップも話題にのぼりました。お互いの国の勝ち点はいくつだ、とか。そして「アメリカ人はサッカー好きじゃないみたいよねー」とうなずく場面も。パパ以外の人とサッカーの話をしたのは、これが初めてでした。お互いの国の事・家賃の事・お店の話・趣味の話・しつけの話・・・etc。普通に日本で友達と話す事と同じです。
そして4人の一致した意見が、「アメリカ人と話すよりも、ホッとするね」でした。そうなのですよ、何故だかとっても緊張しなくて、リラックスできました。話しながら笑えるって、すばらしいですよね。この「心底笑う」という事が、こちらに来て結構少なくなっていました。毎日笑っているのだけれど、もっともっと日本では笑っていた気がします。それに急に気付いたって感じかな。だからといって、何か不満があるわけではないのですよ。
韓国では日本のアニメがたくさん放送されていて、二人とも随分よく知っていました。「クレヨンしんちゃん」のDVDが出てきたときは笑いました。「ポケモン」「遊戯王」もそうだし、一昔前の「キャンディーキャンディー」なんかも。同時にあの有名な主題歌を、それぞれの国の言葉で歌い出していました。
子供達も「英語」「日本語」「韓国語」交じり合っていたにもかかわらず、一緒に遊んでいました。この色んな言語が入り混じっても通じ合う・・・ということに、来た当初は???でしたが、会話ってそういうものなのですね。
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