SAN JOSE通信Vol.26 渡米してはや半年、ようやく全ての家具を整える事が出来ました。何で今頃?という感じだけれども、ずっと探したりはしていたのです。Webでムービングセールさがしたり、帰国する方のお家に家具を見せてもらいに行ったり、勿論何件もの家具屋もまわりました。気に入った物がないとか、高いとかの理由で、なかなか決められませんでした。私たちの様に駐在で海外に来ると、「じっくり見て気に入ったものを少しづつそろえていく」という姿勢は必ずしも正解ではないと思います。使用期間も限られているので「一生物」でもないし、たとえ「一生物」として選んだとしても、果たしてそれが日本に置いてきた我が家に合うサイズなのか?じゃあ、ここだけのものとしたら、そんなに高価な物を買うのはどうか?でもたとえ短い間でも、気に入った物でなければ置いておきたくない。そういう思いに合致した、デザイン・価格の物に出会えたので、一気に購入したのです。セッティングして、ようやく忙しい週末から開放されたように思います。ちなみにこちらはドイト(Do
it yourself)が多いので、ここで買った家具はほとんど自分達で組み立てました。書斎の机・本棚・子供部屋本棚・CDラック・リビングのオーディオラック・・・。一体いくつの家具を組み立てたでしょうか・・・。しかも、日本なら当然の購入後の配達もありますが、こちらでは無いのですよね。すべて自分達で持ち帰るのです。最初は「なんでぇ!?」と思いましたが、これも、そういうものなのね・・・と、こちらの意識が改革されました。よくソファーを車にくくりつけて走っている車を見かけます。だから、どの家庭も「旦那さんの会社に行く車」「奥さんの普段の生活用の車」「大物を買ったときに持ち帰る用のピックアップカー」はてまた「休暇中に楽しむキャンピングカー」など、複数の車を持っているのですね。 |
||||
先週日曜日は、Murdock Parkに行きました。先日初めてテニスをしたテニスコートがある、家の近くの公園です(通信16参照)。ようやく家の整備も落ち着きかけてきたので(遅すぎ?完了したら「帰国」だったりして(^^;))、ゆっくりとした週末を過ごせるようになってきたのです。この日は午前中に、今月18日に、日本に帰国される方のおうちにお邪魔して、ムービングセールの品物を見せて頂いたのです。そして、リビングセットなどを買わせて頂くことに決めました。他にも、パーティーのときに使う折りたたみ式の机や椅子、ハンモック(これはパパの趣味!そういえば、新婚旅行でも中米のトルトゥゲーロで、ハンモックに揺られて幸せそうでしたっけ・・・私は気持ちよかったけれども、蚊の大群でそうそうに引き上げましたが)、キャンプのときに使うテントなどを買いました。そして・・・なんと、ピアノも買ったのです!非常に高額な(多分皆さんが想像するよりも、一桁違います)お買い物でしたが、ある時から「日本に置いてきたピアノをこっちに輸送して欲しい」と懇願していた私の気持ちをくんでくれ、「ピアノが、いちの新たな世界を広げる事になるなら買おうよ」とパパが決断してくれたのです(心から感謝!)。まさかアメリカに来てピアノに触れられると思わなかったので、楽譜はすべて日本に置いて来ちゃったのですが、これからちょっとずつ揃えていきたいな。話を元にもどして、Murdock
Parkに行く事は急に決まったので、サクッととお弁当を作ってピクニック気分で行きました。男の子二人で体力をもてあましていた彼らは、とてものびのび走り回っていました。そして夫婦でテニス、子供達は私が用意していたチョークでコートに落書きをして過ごす。ちょっと子供達から解放され・体も動かせ、幸せなひと時。 |
↑とにかく戦い系が好きな言。 長い物を見つけると血が騒ぐ・・・ ↑そして「やめてよー言!」と、あせる旦 とのんびりそれを眺めて楽しむパパ |
|||
↑旦君、何やってるの? ↑シャボン玉にはまる言 |
このところ本当に暑い毎日です。風があれば日陰や室内は涼しいのですが、そうでなければ、いくら乾燥したカリフォルニアでも地獄の暑さ。皮膚がジリジリ痛むって、こういう日差しをいうのよね。連日100Fを超して、家にいても「これはプールやらねばしのげない!」と毎日3時間ほど庭でプール。どんどん黒くなる私たち。ここまで毎日プールをすると、子供達の遊び方にも変化があって面白い。最初の頃は、ちょっとつかってチャプチャプだったのが、段々、シャボン玉・滑り台からの飛び降り・遠くから走りこんでの飛び込み・プールにチョークを溶かして色水作り・・・と日々エスカレート。「危ないでしょ!」いさめつつも、二人が奇声をあげ、大笑いしているのを見ていると、これが私のささやかな「幸せ」なんだな、と思ったりします。今日本では台風の時期で、大きな被害が出ているところもあるようですね。こちらは、雨の一滴も降ってきません。例年ならば、ここで旦は喘息の発作を起こしている所ですが、ここの乾燥した空気が幸いしてか、一番心配していた彼の体調がずっと、とてもいいのです。薬があっているのかもしれませんが、子供が元気であることが、親にとって一番助かり・安心な事ですよね。 さて、旦のサマースクールの事ですが、先日も書いたように、月・水、火・木と二つのクラスをとっています。 |
↑今日はパパも一緒にプール初体験。 そしてパテオでお昼ごはん。 こんな些細な事が 子供も私もうれしいのです ↑言はお兄ちゃんよりもかなりout door派。夜でも気付くと外に出ちゃって少々困ります |
||
月・水のクラスは、プレスクールで一緒だったお友達がいましたが、火・木は全く知らない子達ばかりでした。Claraの息子Albertが同じクラスのはずだったのですが、火・木は人数が多かったので、4歳児と5歳児の2クラスに分けたそうで、違うクラスになってしまいました。旦は本来ならば4歳児クラスなのですが、かろうじて来学期からキンダーに行けるので、5歳児クラスに入れられました。「知らない子ばっかり」と、めずらしく不安な様子だったので、初日のお迎えは心配でしたが、迎えに行くと「二人の女の子の仲間が出来た」「黄色い髪の子なんだ」とご機嫌だったので、私の不安は杞憂に終わりました。ちなみに保育の内容ですが、月・水クラスは割りとお遊び的で、火・木クラスは「キンダー入園準備」という内容。ABCや数字の勉強、例のSharingもあるのです(通信7参照)。たまに私が「男の子のお友達出来た?」と聞くと、いかにも聞かれたくなかった・・・という表情で「まーだーだーよ!」と答えていたのですが、前回は「男の子の仲間が出来た」と、嬉しそうにしていたので安心しました。今まで、お友達になった女の子に「ガオー」などとふざけて叫んだら、「No!」と叩かれた・・・とぼやいていたので・・・。それにしても「仲間」じゃなくて、友達の名前をちゃんと覚えてほしい・・・。 |
↑旦のschool |
|||
いちほ(07/13/02) PS.旦が午前の保育になり、午後はみっちり外でプールとなると、必然的に二人の就寝時間も早くなります。8時に寝かせたらそのまま朝までぐっすり(暑くて寝苦しい夜は、言はしょっちゅう「ヤダー」と起きますが・・・)。その分朝も早いですが。すっきりと起きれるのであれば、朝が早いのは健康的で良いことだと思います。子供たちの就寝が早いと、私の時間も長く取れるわけで、近頃は随分と調子に乗って、夜更かしになりました。毎日、子供達が寝静まってから庭に出て、夜空を眺めます。とても星がくっきりと綺麗なのです。 |
||||