SAN JOSE通信Vol.64 Happy Easter復活祭 Easter(3月21日以後の最初の満月直後の日曜日)は世界中のキリスト教徒にCelebrateされる日です。キリストが十字架にかけられて亡くなり、その後復活した日を祝うものです。今年は4月20日の日曜日がEaster Sundayでした。Easter前の金曜日であるGood Fridayから3連休にしている人も多かったようです。お隣さんもそうだったようで、アリゾナから木曜日に帰宅した我が家とバトンタッチするかのように、大きなキャンピングカーで出かけて行きました。 Easterを祝う料理(Easter Dinner)は世界中様々であるようです。イタリアではゆで卵が入ったパンを食べます。ポーランドでは、家長がテーブルの上で色づけされた卵をCut upし、家族全員に一切れずつパイを配ります。そして、家族は「We
wish you a happy alleluia.」と言うそうです。これは、英語で「Happy Easter」という意味。 卵は新しい生命のシンボルと考えられています。ギリシャでは、卵を魔術的な色とされる赤に染め、その殻が割れたときが、苦痛からの解放を祝福する時だと信じられています。そして、Easterの日に卵を身につけ、誰かに会うとお互いに卵をコツコツと軽く打ち合わせます。一人が「Christ is risen.」と言い、もう一人が「He
is risen indeed.」と返します。オランダ・ドイツ・フランス・スイスでは、復活のシンボルとしてEaster Treeを作ります。ポットの中にむき出しの枝々を置き、リボンで飾った空の卵たちを枝にぶら下げます。卵が生命のシンボルであるのに対し、枝は死をあらわします。 18世紀のフランスでは、Egg raceが人気でした。丘の上から卵を転がし、誰が一番最初に地面に卵を到着させるかを競うレース。アメリカでは、Easter
Mondayにホワイトハウスで、子供向けの卵転がしコンテストが行われます。でもやっぱり最も一般的なのは、大人が庭や家に隠した卵やお菓子などを、子供達が探すというEgg hunt。子供達も、それぞれの園で楽しんで来ました。本当は12日(土曜日)にそれぞれの園でEasterのお祭りがあったのですが、アリゾナに行っていたため参加できませんでした。 Easterでもう一つ忘れてはならないのが、ウサギ。「Easter rabbitは卵を置き去る」という伝説があります。Easterの日、子供に贈り物を買いたいけれど、貧乏で買えない女性のお話。その女性は、プレゼントの代わりに色付けした卵を庭に隠しました。子供達がその思いがけない贈り物を探していた時、茂みの中からウサギが飛び出して来ました。子供達はそれを見て、ウサギが卵を持ってきたと思ったのです。そこで、ウサギをEaster Bunnyと呼ぶようになったとか。ウサギは毎年たくさんの子供を産むことから、新しい生命、Easterのシンボルだという人もいます。 ここまでは私が本で読んだこと。ちょっと興味深い話だったので、かいつまんで訳してみました。ここからは、例のごとくお店の様子です。
St.Patrick's Dayが終わると(というよりも並行して)、すっかりお店はEaster一色でした。Egg hunt用のキャンディーやチョコレートも沢山売られていました。Hershey'sのチョコもウサギのケースに入ったものあり。M&M’Sもこんな▲感じ。
カード売り場も、Easterコーナーが充実。春らしい色合いのオーナメントも色々な物が売られています。そして我が家ではお馴染みのPEZ、こちらも▲こんな風にウサギやヒヨコの形がありました(勿論買ってしまいました)。
Easter Bunnyも、棚に所狭しと並べられていました。全部売れたのかしらね?Egg hunt用のバスケットもピンからキリまで。種類が豊富で目移りしちゃいます。
▲の写真はEaster当日ではありませんが、KinderでSpringの到来をお祝いした日のもの。皆頭にSpringと書いたお手製の冠をかぶっています。良いお天気の中、シャボン玉をして遊びました。 いちほ(4/21/03)
■□■ おまけ 『お父さんの誕生日』■□■ 土曜日のお昼頃、お父さんが言いました。「日本時間の明日(まわりクドイ)って何の日だか知ってる?」と。どんなに頭をひねっても分かりません。正解はお父さんのお誕生日でした(^^;)
急遽手巻き寿司パーティーの買出し。ケーキはティラミス。ロウソクの数は実年齢と全く関係ありません。どこかで見た事があるロウソクでしょ?そう、3本は言の時のお使い回し(^^;)でも、嬉しそうなお父さんでした(*^^*) 本当のお誕生日は今日(21日)なのですが、今日から10日間ほど日本に出張の為、早めてお祝いしました。手巻き寿司パーティーは、子供達が次々に何度も海苔をのどに詰まらせ、ウェ〜ッ!と吐き出すという、かなり壮絶なものでした・・・(^^;)良い気分に酔いが回ったお父さんは、子供達を膝に乗せて至福の時を過ごしたようです。 お父さ〜ん、元気で帰っておいでね〜 |