SAN JOSE通信Vol.73

 

週末、AIR EXPOに出かけました。年に1回、毎年Mountain ViewNASA Ames Research Centerで行われるAir Showです。チケットは、日程よりかなり早めに購入するのであればOn lineで買う事が出来ます。もしくは、Mountain ViewにあるNASA VISITORS CENTERで購入可能。今回の我が家の様に突然行くことにした場合は、当日Showの会場で手に入れることも可能です。金額は、大人$15、子供$10、3才以下は無料。

 

今回のShowは、飛行100周年と、今は亡きスペースシャトル・コロンビア号の宇宙飛行士たちによる熱心な研究を祝う意味が込められていました。

 

NASA Ames Research Centerの随分手前から、1本道は渋滞しており、パトカーによる警備も物々しい雰囲気。入り口ではID提示が必要でした。敷地内の駐車場($20)に車を停め、持ち物チェックのゲートをくぐれば・・・・様々な軍用機が展示(?)されています。皆、軍用ヘリコプターや軍用車、カラフルな軍用機、そしてコロンビア号を運ぶ飛行機などに乗り込んだり、写真を撮ったりで大賑わい。

 

飛行機大好きな言、昨日からとても楽しみにしていました・・・・・・が、大きすぎて何もかもを怖がって引き気味(^^;)しばらくウロウロと敷地内を散策した後は、Showの発着場所を囲むフェンス際に場所取り。ここ数日は、インディアンサマーと言う感じに猛暑がぶり返している。日傘代わりに、雨傘をさしている人も多かったです。

 

 

場所取りをしているお父さんと言を残し、旦ともう一度会場散策。しばらくすると国家が流れ出し、皆空に向って敬礼・・・・・すると、上空を飛んでいたヘリコプターから、パラシュートで飛び降りる2人の姿。一人はカリフォルニアの州旗、もう一人はアメリカンフラッグをはためかせています。この2人が無事に地上に降り立つと、盛大な拍手がおこり、Showの開始でした。

 

 

一つひとつのShowは、およそ15分ほどでしたが、これが4時間ほど続きました。可愛らしいカラフルな飛行機が、クルクルと空を飛びまわる。マッハのスピードで飛び回る軍用機。ヘリコプターによる、地上戦の模範試合(?)。どれも首が痛くなりながらも、夫婦共々楽しめました。一方子供達は・・・・ずーっと耳をふさいだまま(^^;)言に至っては、耳をふさいで、目も閉じて・・・・一番楽しみにしていた人なのに、轟音に疲れ切ったのか途中で寝てしまいました。この音の中で眠れるのもすごいことだと思うけれど・・・。

 

途中、プログラムには載っていなかった、レーダーに映らないという飛行機(まるでゲイラカイトのような形)も、マッハのスピードで登場!おぉ〜っとざわめく中、あっという間にどこかへ去っていきました。とにかく軍用機のスピード・音・迫力はものすごいもので、私の頭の中は「Top Gun」のテーマソング♪がぐ〜るぐる回っておりました。カッコイイ・・・というよりも、これが実際の戦闘だったら・・・怖いものです。

軍用機が音よりも早いというのは、一目瞭然でした。ものすごい速さでこちらに飛んでくる時は静寂なのに、目の前を通過した途端に胸に響く爆音が生じる。時折家の上空でこういう音がするのは、旅客機じゃなくて軍用機だったのねぇ。

 

■□■ ちょっと一言 ■□■

 

この2日間で、訪れる人は10万人以上を予想されており、かなり混みあっていました。当然駐車場も、時間と共にギッシリ。私達は、最後のShowを駐車場に向って歩きながら見ていました。花火大会同様、このShowも最後となると、そぉれ〜いっマッハマッハマッハ!!これでもか!と、それはそれは強烈な爆音の連続で、周りの空気も震えているのではないだろうか???という感じ。駐車場に差し掛かると・・・・なんとまぁ、そこら中の車のセキュリティーシステムが鳴りわめいています。ウィ〜ンウィ〜ンだの、キュウィ〜ンキュウィ〜ンだの、ビョ〜ンビョ〜ンだの。。。。マッハの音と、車たちのアラームの音とで、まぁやかましいコト(^^;)ついでに、我が家のシエナもビービーッと最高に耳障りな音を発しておりました。

 

いちほ(9/14/03)

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