SAN JOSE通信Vol.79 遅ればせながらHAPPY HALLOWEEN! 子供達は10月中ハロウィーン(主にパンプキン)に関することを色々と習ってきていました。数週間前には、言の学校では夜のハロウィンパーティーがありましたし、数日前には、旦はモーガンヒルにあるUesugi Farms Pumpkin Patchに行き、汽車に乗ったりコーンの迷路を楽しみました。大きなパンプキンもお持ち帰り。 さて迎えたハロウィン当日。子供達それぞれの学校でハロウィンパーティーが予定されていました。言はお母様方の持ち寄りによるポットラックパーティー。あいにく前日に嘔吐した為、途中帰宅。一回嘔吐すると48時間は登校してはいけない決まりがあるので、翌日のハロウィンパーティーには参加できませんでした(><)でもでも、ポットラックの内容は先生からあらかじめ指定されていたので、参加出来ないのにそれだけを届けに学校に行きました。不憫な言ちゃん。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 午前中は家で大人しくしていましたが、この日は1時から旦のクラスでもハロウィンパーティー。私がボランティアをする間、言にも付き合ってもらいました。旦の学校では、クラス毎にお母様方のアイディアでパーティーが行われるのですが、コスチューム登校は禁止でした(それでもクラスに数人はコスチュームで登校していました)。
早めにお手伝いをするお母様方だけクラスに入ってパーティーの下準備をします。15分後に入って来た子供達は5人ずつのグループに分けられ、4つのアクティビティーを回っていくのです。ハロウィンに関する絵本を見ながら、テープでその本の朗読を聴くグループ。後でお土産を入れる紙袋に、スタンプや型抜きした色紙を貼るグループ。吊るされたドーナツを食べるグループ。クッキーにデコレーションをするグループ。
私はクッキーデコレーションの指導係りを担当していたのですが、このParty中で何が一番楽しかったって・・・それはドーナツ食い!粉砂糖がいっぱいまぶされたドーナツを紐で括ってドアに引っ掛け、それを子供が一人一人かぶりつくのですが・・・・可笑しいくらいに時間がかかる!皆顔中白い粉だらけになってドーナツと共にグルグル回転する姿や、それを見ている子供たちまで思わず口を開けて同じような動きをしてしまう姿を見て、久しぶりに腸がよじれる位笑い転げました。最後5分程余った時間は曲を流してダンスタイム。クラス中の子供達が激しく踊り狂う姿(ダンサー旦は、こういう時に誰よりも目立つ(^^;))にまたまた爆笑!とっても楽しいPartyでした。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 数日前にSan Jose Police Departmentから「Halloween Safety Tips」が届いていました。小さな子供には必ず付き添い、決められたルートを時間の制限を付けて行うこと。大人が付き添わない年齢の子供も、一人では行かせないこと。車のドライバーから見えるように、懐中電灯を持参すること。ドライバーはヘッドライトをつける事。道路は交差点からしか渡らないこと。見知らぬ人の車に乗らないこと。裏通り・裏庭・公園は横切らないこと。他人の家の中に入ったり、ポーチに長く居続けない事。Treatsは、親が点検するまで食べないこと。手作りのお菓子や包装されていないお菓子をもらっても、道路には捨てないこと。当たり前の注意事項ばかりですね。 更にコスチュームに関しては、燃えにくい材質のものにする。地面に着くほどの長さがあって扱いにくいもの・視界が悪いものは避ける。マスクを付ける代わりに、メイクアップを薦める。歩きやすい靴を履く。 ハロウィーンは子供達にとって、エキサイティングで楽しいお祭り騒ぎですが、残念なことに、悲劇が起こることもあり得ます。ですから、以上のSafety Tipsを親・子供・ドライバーに提案します。とのことでした。 つい先日もSan Jose Police Departmentから、High-Risk
Sex Offenderが出所したという情報が配られた所です。その人に関する住所や氏名は書かれていませんでしたが、子供達の学区と、その隣の学区の保護者に対してだけ配られたものだったので、その両方の学区に近い所に住むことになったのでしょう。内容的には「停まっている車の横には寄り付かないように」「子供達には状況を説明すること」等のような注意事項ばかりでした。High Risk Offenderが近くに住んでいるという情報は流したので、この先は自分達の身は自分達で守ってください、という印象を受けました。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 話は元に戻ってTrick-or-Treatの様子。今年はご近所さん巡りだけにしようと思っていたのですが、お隣さんが「モールに行かない?」と誘いに来てくれたので、急遽着替えてモールに行くことになりました(コスチュームは昨年の物なので、2人ともちょっとツンツンサイズ)。昨年同様大混雑のモールでは、お店の人相手にTrick-or-Treatが出来ます。ボロボロの服をまとって口から血を流し(勿論メイクだけれど)、疲れきった表情でバギーを押しているお母さんを見たときは、演技なのだか本当に疲れているのだか分からなくなりました。コットンキャンディーやスノウコーンも堪能して、後はポップコーンだけだと長蛇の列に並んだのですが・・・上手に私の前の人で品切れ(^^;) キリの良い所で、暗闇を急いで帰宅。すでに通りはTrick-or-Treatの子供達で大賑わい。帰宅してガレージでゴソゴソしていると、途端にTrick-or-Treatのピンポンが始まりました。大集団がドバドバ押し寄せるので、ここで早めに帰宅してくれたお父さんと共に我が家も遅ればせながらTrick-or-Treatに出発。我が家の周りはとてもTrick-or-Treatが盛んな場所なので、どの家もドアを閉めた途端にピンポンが鳴るという忙しさ。それでも嫌な顔せずお菓子をバッグに入れてくれます。子供達は勝手にピンポンして「Trick-or-Treat?Thank
you!Happy Halloween!」等とやってくれるので、私達はただ遠巻きに見守っているだけ。今年は昨年に比べて本当に楽チンでした。成長を感じる瞬間。 今年はデコレーションの出だしが遅いなぁと思っていましたが、当日脚立を出してデコレーションしているお父さん方の姿もチラホラ。家中に大きな暗幕や蜘蛛の巣をかぶせている最中だったり・・・。結果的には、昨年よりも大掛かりなお宅が多かったです。渡し方にも凝っている家があり、数人の死神たちが玄関で井戸端会議をしているところにもらいに行くというのもありました。これが子供達は一番怖かったようで、キャンディーを渡そうとしてくれている死神に、声もなく後ずさりしていました。二人のおばあちゃん魔女が、玄関先でお茶しているという設定のお宅もありました。ここもデコレーションにものすごく凝っていて、木に魔女が張り付いて、前庭ではお化けたちが手をつないで輪になっており、その足元からライトアップされスモークがモクモク・・・。Trick-or-Treatをしている暗い時間帯が、最も雰囲気の出るデコレーション達なのですが、なんせデジカメでは光が足りず写真には収められませんでした。 という訳で、今年も目いっぱい楽しんだハロウィン!一つ難点は、とっても寒い日だったこと。予報通り午前中には雨がチラついたりする程冷え込む日でした。 ■□■ おまけ 『秋?それとも冬?』 ■□■ ハロウィン翌日は、またまたお友達のBirthday
Partyに呼ばれていました。場所は、Birthday Party定番のThe Jungle。前日とはうって変わってポカポカ陽気。室内遊技場であるThe Jungleでは、子供達は思いっきり体を使って遊べます。旦はお友達にあっという間に連れ去られ、完全に私たちとは別行動でした。メインの遊具は、店内に張り巡らされた大きな立体迷路。お父さんは自分のサイズを考えたのか、トライする気もないようなので、パーティーが終わってからも尚友達と遊びほうけている旦を待つ間、言と迷路に挑戦しました。これ、すっごく楽しい!しかし、閉所恐怖症の私は、始終「こっ言ちゃん、ちょっとちょっと!」と、すっかり3歳児に頼っていました(^^;)所々では、出られなくて泣いている子もいたりして。 ハロウィンを境に、一気に寒くなったサンノゼ。セントラルヒーティングのスイッチをポチッと押したくなります。でもまだフィルターの交換や、使用前のチェックをしていないので我慢我慢。我慢しても寒い・・・。というわけで、週末は早くも暖炉のお世話になりました。 いちほ(11/3/03) |