SAN JOSE通信Vol.81 Happy Thanksgiving Day! 今年も懲りずにターキーを焼きました。お父さんと「もうターキーはあんまり美味しくないからやめようね〜」と言っていたのですが、子供の宿題に『Thanksgiving Dayに食べた物の絵を描いてくる』というものがあった事と、子供達から「ターキーがないThanksgiving
Dayなんて、Thanksgiving Dayじゃない!」とブーイングが上がったので、渋々(苦笑)数日前にターキー購入をしたのです。 という訳で、今回の通信はターキーを焼きましょう!の巻(全て自己流ですので、あまり参考にはなりません(^^;)) この時期、どこのスーパーもサンクスギビングの買出しで混み合います。ターキーの買出しもさることながら、当日(前日もというお店もあり)はお店もお休みしてしまいますから。 さてターキーですが、店の中に大きなスペースをとって▼の様に冷凍されたままゴロゴロと積まれています。それぞれに重さが記されているので、一番小さいものを選びました。が、13ポンド強。6キロくらいでしょうか。とにかくコチコチに冷凍されているので、冷蔵庫の中で3・4日かけて解凍します。これ場所をとるのよね〜。 もし解凍が間に合わなければ、綺麗に洗ったシンクにターキーを入れ、冷たい水をたっぶり注ぎ、30分毎に水を張り替えるという方法もあります。いずれにしても、しっかり解凍してから焼かないと、食中毒の危険があるので注意しなくてはなりません。
解凍後を見た旦が「No headじゃんっ」と言ったのですが、▲の写真を撮った後にお腹に中に長い首が入っているのに気付きました。昨年は泣きながら内臓をかき出し首をぶった切ったのですが、今年購入したターキーは、すでに臓物は取り去られ、小さなパックに入って首の根元に埋め込まれていました。
さて、解凍後のターキーを綺麗に洗って、しっかりと水気をふき取ります。ここでスタッフィング作り開始。大抵玉ねぎ・セロリのみじん切りをバターで炒め、セイジなどのハーブで味付けします・・・・が、セロリを買い忘れたので、玉ねぎと人参を炒めてセイジで香りつけしました(^^;)ここにクルトンを混ぜ、水分を足します。この水分、レシピによってWaterだったり、Brothだったり、Juiceだったりとまちまち。そこで私は、冷蔵庫の中で微妙な量で残っていた葡萄ジュースを入れてみました。ですから出来上がったスタッフィングは▲の様に、紫色(^^;)こんなのあり? この様に、思いっきり自己流なスタッフィングが出来上がったところで、ターキー全体に塩・コショウをまぶし、お腹の中や首をとった後のくぼみにスタッフィングを詰めます。この時にあまり詰め込みすぎると、焼いている間に中味が出てきてしまうので注意。 羽が広がらないように押さえたり、足をしっかりとくくりつけたり、詰め物をしたまわりの皮を引き寄せて止めるなどの準備が出来たら、いざオーブンへ!詰め物は焦げやすいので、ここもしっかりホイルを巻いて。
あらかじめ375Fに温めておいたオーブンで焼きます。そうそう、私は柔らかく仕上げたかったので、最初の2時間ほどはアルミホイルをかぶせて焼きました。下のトレーには水を張っています。途中何度もバターを塗ったり、肉汁を回しかけたり。後半はアルミホイルをはがし、皮をパリッと仕上げます。こうして4時間ほど後に、無事に焼きあがりました。出来上がりの目安は、串をさして透明な肉汁が出てくればOK。 ターキーを焼いている間に他のメニューも作るのですが、今回はマッシュドポテト・野菜のローズマリー風味ロースト(定期購読しているBetter Homes and Gardensに載っていたレシピで)・シナモンロール・コーンとパンプキンのスープ・パンプキンパイにしました。パンプキンパイは前日に作ってしまいました。昨年はアメリカのレシピ通りに作って、自分を含めた皆から「美味しくない」という評価を頂いたので(苦笑)、今年は日本の栗かぼちゃを使って日本のレシピで作りました。中に何故かバナナも入っています。 ターキーが焼きあがったら、トレーに落ちた肉汁を使ってグレイビーソース作り。余分な油をすくって除け、小麦粉やBrothを加えてとろみがつくまで煮詰めます。もう少し量が欲しかったので、予備に買っておいた缶入りのグレイビーソースをちょこっと足してみました。 ゴロリンと焼きあがったターキーをカービングするのは、お父さんの仕事。焼きあがってすぐに切り始めてしまうと身が崩れてしまうので、しばらく経ってからカービング開始です。ここでワタクシ、またまた大事なものを買い忘れておりました。クランベリーソースです。淡白なターキーには欠かせない甘酸っぱいソース。。。 と言うわけで、ここでおさらい(?)のお品書きを・・
あまり美味しくないと思っていたターキーでしたが、今年焼いたターキーはとってもおいしく感じました!!家族中でビックリするほどの量を食べました。マッシュポテトやターキーには、グレイビーソースをたっぷりとかけて食べます。パンプキンパイも、今回の方は子供に断然受けがよく、生クリームを添えてパクパク食べてくれました。残ったターキーは、翌朝ターキー入りチャーハンに。まだ残っている分は、薄切りにして冷凍庫に入っています。
翌日は、恒例のギルロイのアウトレットへAfter Thanksgiving Saleに行きました(1年分のお父さんの物の買出しとも言う)。真っ暗になってからの帰宅でしたが、すでにご近所さんではクリスマスの電装をしているところが数件あり、その素早さにびっくりしました。本物のもみの木を売り出すツリー販売所も、この日からオープン。さて頭を切り替えなければ。 いちほ(11/29/03) |