SAN JOSE通信Vol.88

 

Happy Birthday Kotoshi

3月12日、次男の言が4才のお誕生日を迎えました。アメリカに来て、3回目のBirthdayです。おしゃぶりとよだれかけをして渡米した彼も、今はすっかり子供らしくなりました。

 

当日は金曜日でしたが、朝になってお父さんが早めに帰ってきてくれると言い出したので、急遽Partyをすることになりました。更に、専属リペアマンが一日中家の中で作業をしていた為、買い物にも出られず、有り合わせの物で料理を作る羽目に。助かったのは、旦の学校がお休みの日だったので、家の片付けを全て彼がやってくれたことでしょうか。夕方近くなってリペアマンのクレッグにやっと打ち解けた旦は、「僕、手伝ってあげる」と付きまとい続け、帰り際に「君の口はずっと止まらなかったね。そのエネルギーはどこから来るの?」とげっそりさせていました。旦の答えは「さっきスナック食べたからだと思うよ。」

学校でお祝いしてもらう為に作ったカップケーキ

いちごが大きすぎで・・・(^^;)

そろそろ始めようか

Happy Birthday to you〜♪

 

旦のお誕生日会の時にケーキの焼き方をマヤさんに教えて頂いた為、スポンジを焼くことに対する不安は全くありませんでした。しかしねぇ、どうもデコレーションが・・・(^^;)もうセンスの問題の様です。でも、子供達はブサイクなケーキだって気にしません。手作りケーキがあるという事だけで、とっても嬉しくなるのですね。ほっ。

ふぅ〜っ

おめでとう!弟よっ

BGMがかかるとコレだよ・・・

 

言は元気に4才のお誕生日を迎え、家族でお祝いする事が出来ました。おめでとう、言ちゃん!

 

いちほ(03/15/04)

 

■□■  おまけ  『期せずして合同パーティー』  ■□■

 

 

言のクラスには、全く同じ日にお誕生日を迎える男の子がいます。いつも仲良くしているLukeです。2ヶ月ほど前、他の子のお誕生日会でLukeのお母様と初めて顔を合わせ、「LukeのBirthday Partyに呼ぼうと考えている」と打診されていました。その時は「サンフランシスコ動物園に連れて行きたい」と言われ、チョロチョロと動きが早い言だけを、遠い所まで初対面の人に預けるのは不安に感じ、後日メールで「親も同伴できるのならば」という限定をつけていました。

 

その後何度かメールのやり取りを繰り返し、この週末、Build-A-Bear WorkshopLukeの誕生日を祝うことになりました。このメールのやり取りの内容は、もうここに書くのも面倒な位話が二転三転し、最期まで振り回されてしまった・・・と感じていました。他にも誘いたい子供の名前が出ていたのですが、それもいつしか消え、招待されたのは言だけに。最終的に予定が確定したのは、前々日の金曜日。更に、上のお姉さんの23歳のBirthdayも一緒に祝うと。4歳と23歳・・・う〜ん、ちょっと無理がありそうだなぁ〜。

 

2家族だけで一体どういう時間を過ごすのだろう???と思いながら、約束の場所に立つと・・・・何とまぁ、他の仲良しさんとも急遽連絡が取れたとの事で、仲間大集合!皆うれしさのあまり、一気に4歳児パワー炸裂です!店の前でものすごい勢いで走りまわる4歳男児4名(^^;)さすがの旦も、ちょっとひるんでいました。

 

どれにしようかなぁ〜

ハートに願いをかけて

Fluff Me

 

Build-A-Bear Workshopは、とってもユニークな体験型ストアでした。沢山ある動物のぬいぐるみの中から好きな物を選び、動物の体内の好きなところに自分の選んだ泣き声をセットします。一応、Bearがぬいぐるみのメインなのですが、4歳男児たちが選んだのは、豚・ポニー(言)・ダルメシアンなど。次に、自分の心地好い抱き心地になるまでハグテストを繰り返しながら、綿を機械で詰めて行きます(すごい音です)。そして、ハート型の小さなクッションに願いをかけ、綿の間に入れます。スタッフに言われるままに、一人一人鼻をゴシゴシしたり、ハートにキスをしたり・・・真顔で必死に言われた通りの行動をする姿は可愛かった(*^^*)動物の背中を縫ってもらったところで、SALONで風を当てながらブラッシングをして毛並みを整えます。

 

Name Me

Dress Me

皆から祝福されています

 

続いて、コンピューターで動物の名前などを入力して、出生証明書を発行してもらいます。ちなみに言がつけた名前はPONY。そのまんまです(^^;)無事命名が済んだ所で、ぬいぐるみたちの洋服選び。言はサッカーのユニフォームを選びました。ちゃんとシンガードを付け、サッカーシューズも履いています。ここだけの話、その服の下には、女物の下着が履かされています(苦笑)。旦のほうは、サイクリングの服を着たライオン。こちらはちゃんと、ブリーフを履かせてもらったようです。

洋服のコーディネートが済んだ所でお会計。4歳児の分は、Lukeのお母様が支払いました。私達は旦の分だけ支払ったのですが・・・結構高い!1匹$55ドルほど。これは大人数でのお誕生日Partyの際にここを利用するには、かなりお金がかかりそうです。

 

お会計が済んだぬいぐるみたちは、おうち形の箱に入れてもらいます。Lukeと言はBirthdayということで、箱にHappy Birthdayと書かれた帯を巻いてもらいました。更に更に、店の入り口に描かれている大きな円の中央に立たされ、大きな音で鐘が数回打ち鳴らされた後、店内の人・通行人も合わせて、大勢の人からBirthday Songを歌ってもらいました。言は何事かと固まっていましたけれど(^^;)

 

Birthday Cakes

Luke・Kotoshi・Matthew・Richie

自らモンスター役をする兄

 

その後はちょっと離れたLukeのお宅へと場所を移し、ケーキを食べたり・室内・バックヤードで遊ばせたりして過ごしました。玄関先で、サッサと靴を脱ぐ我が家の子供達。最初は土足で上がった私も、バックヤードと室内を行き来しているうちに、無意識に靴の脱ぎ履きをしていました(^^;)綺麗なカーペットに土足であがるのって、何だか居心地が悪いわぁ。

 

しかし、さすが高級住宅街Saratogaに住んでいると言うだけあって、すごい豪邸!家の調度もアンティークで、それはそれは素敵でした。結局、言もすっかり一緒にお祝いしてもらう形になり、皆からプレゼントを受け取って帰って来ました。23歳のお姉さんのお誕生日の方は、Build-A-Bear Workshopの時点からお友達も来ていましたが、終始4歳児のお誕生日をメインとして対応して下さいました。言の保育時間は、放課後に遊ぶ約束ということはあり得ない時間帯なので、こうやって誰かの自宅で遊ぶと言うのは誰かのお誕生日以外には起こりません。振り回されたことなんてどうでも良くなってしまう位に、期せずして、Luke一家の心遣いに大感謝の一日を過ごしたのでした。

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