SAN
JOSE通信Vol.91
MAY / 2004 お久しぶりでございます、お元気ですか? 月報化して参りましたSAN JOSE通信ですが、今後もよろしくお願い致します ・・・・・・という訳で 今回は物忘れの激しい私の備忘録として、カレンダー形式でいきたいと思います (カレンダーからジャンプします) 「それじゃぁ〜ただの日記じゃないのっ!」という突っ込みは・・・ あっ・・・・おっしゃる通りでございます(爆) LESS THAN通信の行事限定写真付バージョンです!(また大層なネーミング(^^;))
言の学校では、半年毎にOpen Houseが夜の時間に行われます。毎年この頃に行われるものは、軽食が振舞われたりDance Partyも行われます。昨年の様子はこちら。 今回のお知らせには『WE HOPE TO SEE YA ALL DRESSED IN
YOUR COWBOYHATS,WRANGLERS AND SPURS!』と。あ〜っ、また持っていないから・・・・。
メインは次の学年のクラス発表(9月からの新学年の)と、そのクラスの先生とコミュニケーションを図れるというもの。なーのーにー、その日は色々あって間に合わず、その後に行われるDance Partyだけ参加し、3人で踊っては軽食を食べる・・・を繰り返して帰ってきました。一体何をしに行ったのでしょう私達は?ダンスですか・・・? 実はすっかり忘れており、何もしませんでした(^^;) お友達に兜の写真を撮りたいと言われていたので、前日に兜だけは飾りました。鯉のぼりの方は、カリフォルニアの強い日差しのおかげですっかり色を無くしてしまったので、もう表舞台に立つことは叶わなくなりました。 家族中誰一人として覚えている者はおりませんでした(お父さんは不在だったし)。唯一旦だけが、数日前から「僕ねMother’s Dayにはサプライズの物なんて、全然作っていないからね。」と予告(?)していた通り、間違った日付でプレゼントをくれました(おーいっ)。 プレゼントは、画用紙で出来たマントをまとったお母さんと手紙。スーパーマンの様なスーパーマムという意味らしく、その胸には略してSMと大きな文字で書かれていました(あの、SMって・・・(^^;))。 手紙には、お母さんがスーパーマムである理由がつらつらと10項目ほど書いてあるのですが、『宿題を手伝ってくれるから』『病気のときに看病してくれるから』『僕が怖がっているときに守ってくれるから』などというのはまぁ良い。がっ、『風呂のお湯が熱いときでもお母さんは入れるから』とか『僕が寝ているときにドアを閉めてくれるから』はとってつけたような理由だ。しまいには『お母さんは何でも出来るから』等と、もう無理やりスーパーマンに仕立て上げられた気分の母でした。 「親のボランティア無くしては成り立たない」と言っても過言ではない、アメリカの公立学校。旦の学校も、毎日多くのボランティアによって支えられています。そんなボランティアに時間を割く親達への感謝の会が行われました。私はクラスのセンターの時間(勉強集中時間というのでしょうか?)しか手伝っていないのだけれど、招待して頂いたので出かけて来ました。 スナックリセス(午前中の外遊びの時間)前にグラウンドへ全校生徒が集まり、生徒達と向き合う形でボランティアをしてきた親達が集まります。そして子供達から歌のプレゼントをしてもらいました。この会の取りまとめは旦の担任であるMrs.Ruddy。彼女は校長先生が病気で休まれている間も代理で校長を務めたり、と、かなり学校では重要な位置にいるようです。余談ですが、病気だった校長先生は、回復のメドが立たず新しい校長先生がやって来ました。私達にとって、これで4人目の校長先生です。
歌の後は、これまた親達の差し入れで用意された軽食を、ボランティアの手で設置された会場で食べてお開きとなりました。壁にはクラス毎に作った、感謝の気持ちを表すポスターが貼られていました。 ■5月21日Old-Fashioned
Picnic
金曜日の夕方5〜8時という時間枠で、旦の学校でOld-Fashioned
Picnicが行われました。昨年の様子はこちら。 すっかり質素なピクニックが定着したようで、いつまで経っても明るい日差しの下、夕ご飯持参でグラウンドの芝生の上でのんびりして来ました。旦はシートの上で、お友達と持参のバイニクルで遊び続けており、言は各アクティビティー巡りで忙しそうでした。そして私は何度も彼を見失って慌てました(^^;)
このピクニックは単なるピクニックではなく、学校の運用資金集めの一環ですので、事前にラッフルチケット(1枚$1)を売りさばかねばなりませんでした。売れたチケットに書かれている番号が、賞品の抽選番号になります。今年の賞品は品数も多く、ホテルの宿泊券などもありとっても豪華でした(スポンサーが沢山ついたようです)。とはいえ、我が家は20枚のチケットの全てが外れました(涙)
夜7〜8時、今度は旦の学校のOpen Houseが行われました。普段は何があってもラフな格好でやって来るアメリカ人。この日はちゃんとした服装で来ている人も見かけました。旦のクラスには、子供にタキシードを着せている人もいたほどです(ちょっと目立ちすぎでしたが)。 それもそのはず、今学年の子供の成長を確認する日ですから。先生としてもアピールしたい日であるので非常に熱が入っており(旦のクラスでは、数日前から親はクラスに進入禁止でした)、皆家族全員で嬉しそうに作品を眺めています(我が家は相変わらずお父さん不在でしたが(^^;))。 思い出の写真がコメント共に貼られていたり、この日のために作ったものも分かりやすく飾られていました。▲の星は、毎週行われるスペリングテストで100%の正解率だった子の名前が書かれており、星の下の紙にその時の出題単語が書かれています。旦はこのテストが得意で、いつも満点で得意気でした(親ばかですみませ〜んっ!)。
それぞれの机の上には、1stGradeになってから書いたジャーナルから月1枚ずつ抜き出したもの(上達比較のため)や、Rain Forestに関するものをAからZの26項目調べ、それぞれ絵と説明を書いた手作り本等が置かれていました。PCを使って文章をタイプしてプリントアウトしたものや、毎週行われたブックレポートをまとめた冊子も閲覧可 能。いやぁ〜、今学年よく頑張りました!(この間、言はクラスの中にあったカエルの水槽に心を奪われており、多少ゆっくりと眺めることが出来ましたが、それに飽きた頃からはもう泣きたい位に走り回ってくれました(怒))1・2ヶ月ほど前にArt Docentと言って、アートの色々な技術を習った期間があったのですが、その時の作品は、マルチルームに飾られていました。 昨年行われたWalk-A-Thonのこと、覚えていますか?旦のクラスは後日Golden Shoe賞を受賞しました。そこでもらったトロフィーがクラスの中に飾られていたのですが、この遊び心、かなり私のツボに入りました(^^)これ▲が何であるか分かりますよね? トントお出かけから縁遠くなってしまった矢川家ですが、久しぶりにこの3連休中(31日がメモリアルデーだった為)に出かけて参りました。飽きもせず年に1回のAir Showです。昨年の様子はこちら。 今年は出足が遅かったうえに、敷地内に駐車場スペースが設けられていなかったため、かなり離れた場所に車を停めてシャトルバスでの会場入りとなりました。時間のロスではありましたが、このシャトルバスはあの黄色いスクールバスで行われたため、言は憧れのスクールバスに乗れるとあってニンマリ。同じく私もニンマリ。乗った感想ですが、座席の幅が狭い上に背もたれが異様に垂直で高かったです。お世辞にも快適とは言えませんでした(^^;) さて今回は、サンダーバード▲6機によるショーが息を呑む迫力でした。これだけでも行った価値があるというもの。一番楽しみにしていた言は、爆音のため終始耳に指をつっこんで眺めていました。顔だけ日焼け止めを塗っていなかったお父さんは酔っ払いのように真っ赤な顔となり、サングラスをしていなかった子供達の目は真っ赤に充血してしまうほど、コンクリートの照り返しによる日差しが強い日でした。ここに行くときは、サングラス・日焼け止め・耳栓必須です。 3連休の締めくくりは、金曜日にプレイデートをしたお友達宅(フィリピン人とエジプト人の夫婦)に招かれて午後を過ごしてきました。フィンランド人の友達家族が来るから、一緒にどうかと誘ってくれたのです。 ランチはフィリピン料理を頂きました。名前は全然覚えていないのですが、小麦・ココナッツ・エニスシードを混ぜて蒸したものはお饅頭のようで美味しかったぁ。ホットプディングも、南国の根っこ系フルーツが入っておりこれまた美味。フィンランド人の奥様と私も、それぞれケーキを焼いて持参していたので、デザートを食べ終えた時点でお腹はパンパンッ! 3家族とも子供は同年代の男の子二人兄弟だったので、子供達は一緒に遊んでいました。それにしてもフィンランド人って、本当に色が白い。子供達の髪の色なんて、アメリカ人の金髪を通り越して透き通るような色でした。とにかくフィンランドは雪雪雪・・・なんです、って言っていたものね。 いちほ(06/2/04) ■□■ おまけ 『5月を振り返る』 ■□■ 今月はとにかくやけに病院に係わった月でございました。先月家族で受けた健康診断に夫婦で引っかかり、私は疑われた病名への汚名返上の為の検査が繰り広げられ、お父さんは食事療法が必要な身と判定されたので、毎日夕ご飯を持参での出勤とあいなりました。私の朝は、お父さんの品数多き朝ごはん&夕ご飯弁当、子供達の朝ごはん&ランチ作り・・・と、にわかに「一体私は、誰のためのいつのごはんを作っているの???」と思い煩うような多忙を極めております(^^;)お父さんに疑いをかけられた病名は、明日大がかりな検査をして晴らす予定です。きっと今頃、24時間食事禁止の状態で泣いていることでしょう。 その合間に言が2週間ほど肺炎で自宅治療を余儀なくされ、おまけに元気満々の旦にはドンドコPlay Date(子供同士を遊ばせるために、親が遊びの約束を取り付けあう)の予定が入るし、子供達はそれぞれに週末に行われるお誕生日会の招待状を持ち帰ってくる。その日程のやり繰りやり取りに苦悩しつつ脳のキャパシティー爆発寸前の日々の中・・・愛用のPCが他界あそばし(現在お父さんが購入早々に見放した“使えないPC”を使っています。ホント動作が遅くて時間がもったいないっ)、状況は極めて困難な方向へ。折りしも、ワタクシは通信講座なんぞを始めてしまい更に自分の首を絞めることに。子供達はまもなく学年の終わりを迎えるため、行事が多い上に、平行してサマースクールの検討も行う必要があります。がっ、これまた上手にかすってばかりで・・・とほほ(多くは語りたくありません(^^;))。 とにかくあ”ーーーーっっっっっっと言う間に過ぎ去りし5月の日々でございました。唯一、肺炎で家の中で過ごさざるを得なかった言とワタクシとの心を癒してくれたのが、玄関先に巣作った小鳥達でございました。今は既に飛び立ち、巣も風で吹っ飛んで影も形も残っておりませんが、たいそう可愛い姿でございました。 最後は別人格が入ってしまったワタクシでございますが、来月こそは月報化SAN JOSE通信という流れから逃れたいと切に願っております。それでは皆様、次回までごきげんよう(壊れきったいちほがお届け致しました)。 |