SAN JOSE通信Vol.93

 

 

 

 

 

 

Thinking of you 

and wishing you

a summer filled with sunshine.

 

 

 

 

注:実際は日本へ37kでは届きません

 

先日友人から「暑中お見舞い」メールを頂いたので、今回の通信はポストカード風にしてみました。マウスで絵を描くのは初めてですが、難しいです・・・。

改めまして、暑中お見舞い申し上げます

今年の日本は10年ぶりの猛暑だと聞きました。台風による水害も各地で相次ぎ、厳しい夏のようで気がかりです。皆様が元気でお過ごしでいらっしゃることを願っております。

 

7月の半ばに交通事故にあった我が家は、只今カイロプラクティック通院中です。交通事故といってもそれほどたいしたものではなく、赤信号で停車中のところ、ブレーキを踏まないVANにドッシンと後方から突っ込まれた程度。でも、その衝撃はかなりのものでした。車を右側にあったガソリンスタンドに動かし、すっかりひしゃげたであろう後部を確認したのですが・・・あれっ?・・・傷はほとんど無し(バンパーがゴム製なのが幸いしました)。突っ込んできた相手も私たちにくっついてガソリンスタンドで車を止めたのですが、運転していたのは子連れの主婦。こちらでは珍しく、しきりに「I’m sorry.」と言っていたので、ちょっと可哀想にもなりました。でも私たちも友人宅でのBBQへ向かう途中だったので、子供たちはものすごく怒っていました(^^;)相手と保険会社や連絡先の交換をした後、我が家は進行方向から回れ右をして、急遽友人に電話をして紹介されたカイロプラクティックへと向かいました。

 

本文とは何の関係もありません(^^;)

裏庭にて、キャンプ疑似体験中の旦

些細な事故でも、やはり多少気が動転するものです。土曜日だったので診療は1時で終わりだったのですが、「すぐに向かいますから」と連絡したところ、診療時間がまもなく終わるという時にもかかわらず全員で準備万端の状態で待ち受けていてくださいました。私は首やあごのレントゲンを、お父さんは首・背骨のレントゲンを撮り、軽くマッサージと電気治療をして頂き、事故当時の様子や身体のヒストリーを記入する分厚い書類の束を貰って病院を後にしました。アルコール日射を避けて、数日は安静にすること。湯船には浸からないこと。風呂上りはアイスピローで冷やすこと。その後は急性の筋肉の痛みをやわらげてくれるジェルを塗ること。数日は時々意識がボーっとすることがあるけれど、それは普通のことだから心配しないでください。頭痛も出るでしょうが、吐き気がなければ大丈夫です。などなど注意事項も教えて頂きました。逆に「えっ、私はこの先時折ボーっとしちゃうの?!」と不安になってしまったりもしたりして。

先生方の言葉を真摯な想いで胸に刻み、私たちは帰宅しました・・・・・ではなく、数時間遅れでBBQに参加しました(^^;)おーいっ!

 

こうして矢川家カイロへの道生活が始まったのですが、とにかく背骨が全ての健康の元だと改めて思い知らされました。まだ週3日通っている状況なので時間がとられるものの、待合室で順番を待つ間は「揉まれたい!引っ張られたい!」と欲求は最高潮、噴火目前。勿論そんな気持ちはひた隠して、すまして椅子に腰掛けていますけれど。先生の技術や、患者との相性によっても変わってくると思いますが、痛みに悩む皆さんにお薦めしたいです。今は痛みがない方でも、背骨のチェックだけでも受けられると良いと思います。自分が気付かなかった意外なゆがみが必ずあるはず。私に関して言えば、痛かった首は、通常とは反対に湾曲しており、姿勢が良いと思っていた背骨は、真っ直ぐ過ぎて湾曲がなさ過ぎるないとの事。骨のゆがみは侮れません。先日ここで受けた姿勢教室の最後に、「半年に1回の歯科検診が定着しているように、定期的な背骨検診を定着させて行きたい」とおっしゃった先生の言葉に大きく頷いた私でした。完璧にカイロプラクティックの魅力に取り付かれてしまったようです。

 

これは我が家がお世話になっているクリニックです。お問い合わせのメールを数件頂いたので、随分迷ったのですが思い切って載せました。というのも、私はまだここに頻繁に顔を出しているので、目撃される恐れがあるからです(苦笑)。待合室ですまして座っている大柄な女がいたら、それは私かもしれません。上記の通り心の中は噴火目前ですので、そっとして置いてあげてください(^^;)もしくは施術後の為、ホルモン大放出中および、ボケーッとしている可能性もあります。おまけに顔にペーパの跡までくっきり付いちゃっていたりして・・・。同様に、見て見ぬ振りしてあげてください。

それから、先生はこのサイトの存在をご存じないので、これを見て行かれた方は内緒にしておいて下さいね!

 

最近、週末は積極的に出かけるようになりました。早朝にカイロの予約を入れるお父さんのおかげで、一日の始まりが早くなったおかげでもあります。と言うわけで、久しぶりにお出かけ報告です。

 

我が家から車で一時間弱ほど走ったサンタクルーズのFeltonという小さな町にRoaring Camp Railroadという蒸気機関車を体験出来る場所があります。年間を通じて様々なイベントが行われているのですが、トーマスが年に1回やって来るのです。昨年この期間を逃して涙を呑んだので、今年は鼻息荒く出かけて参りました。一月前には、きっちり下見にも。

今日は下見

Steam train

Chooachoo choo choo choo〜!

 

この蒸気機関車に乗って、こんなレッドウッドがそそり立つ森の中を1時間ほど揺られます。子供のみならず親でさえ、蒸気機関車に乗れることにちょっと感動。周辺にはプラレールや鉄道模型、大人の鉄道サークルによる大型模型も走っており、乗り物が大好きな言には堪えられない一日となったようでした。とにかくあっちゃこっちゃの模型に張り付いて忙しそうでした。一方、乗り物には全く興味が無い旦は、な〜んかつまらなそうな顔(苦笑)。

お土産にpinewood train whistle蒸気機関車の汽笛の音が出せる笛)を購入。

 

隣接するHenry Cowell Redwoods State Parkにて。

今でもこれくらい太い木が生息していました。

 

 

 

そして迎えた「DAY OUT WITH THOMAS」の様子。えっと、本当にトーマスとしか会えないのですね・・・・。仲間達はいないのですね。アニーとクララベルすらいないのですね。彼一台のために、私はこの1年間悶絶して暮らしていたのでしょうか(苦笑)。それでも子供たちは興奮して大喜びだったので、来た甲斐があったというものでした。

後で乗ります

かっ硬いです

更に硬いです・・・硬すぎです・・・

トーマスに乗るのは20分程度。前回乗った蒸気機関車のルートとは違います。このトーマスに乗る以外にも、の様にトップハム・ハット卿と写真を撮ろうコーナーや、タトゥーやフェイスペインティングを施してくれるブース等など、トーマス三昧の日。全てのアクティビティーを堪能した子供たちでした。このトーマスに乗るには、チケットの予約が必要です。1年間待ちに待っていた割には、前日の晩にチケット予約をする相変わらずの我が家。案の定、早朝もしくは最終便のチケット以外は完売でした。

 

余談ですが、子供達がトーマスの前で写真を取っているとき、それと同時に業者も写真を撮っています。後で出来上がったものを見たのですが、親がものすごい色眼鏡をかけたとしても、画像が映し出されたPCの画面をその場で食べ尽くしてこの世から抹消してしまいたい!!という激しい衝動にかられるほど、不細工な顔をしていた我が子たち。それでも母は、そんな心の動揺を見透かされないよう冷静に買うことに決めました。1枚14ドルです。どんなに不細工ででもです!今では特製トーマス台紙にはさまれ、開かれない状態で放置されています。同じような危険が起こりえる方は、業者に前もって「撮らないで!うちの子不細工に写る可能性が高いから!」と先手を打つことをお勧めします。だって親なら、我が子の写真をいらないなんて言えないもの。

 

 

話が前後しますが、今年の7月4日の独立記念日は、恒例行事のShoreline AmphitheatreSAN FRANCISCO SYMPHONYを聴きに行きました。今回はディズニーのアニメにあわせながら演奏が行われました。コンサート開始まで周辺で様々なアクティビティーが行われるのですが、年々商業的になっていくのが寂しいような。景品が豪華になったのは嬉しいのですが。この日を境に旦は実に9日間40度の熱と戦ったので、このコンサートに関しては、行ったことすら忘れてしまうようなおぼろげな記憶の夏の一夜でした。

 

 

そしてもうひとつ忘れてはならないのが、以前も訪れたGilroy Garlic Festival(2年前の様子はこちら。昨年は人手のピーク時に向かってしまった為、一つ一つに大変時間がかかりました。今年は策を練り、最終日の午後に出発。すると全く渋滞にもあわず、先陣が帰宅直後のため、ゲート前のパーキングに車を止めることも出来ました。バスを乗り継ぐ必要もないので、この日時はお薦め。

 

ガーリックのオブジェ(頭からは炎)

ガーリックアイス

帽子買ってもらっちゃいました

 

駐車場から見下ろした会場

色々なにんにく料理を食べたので私の口はガーリック臭を漂わせていたと思いますが、会場中がガーリック臭ですから気にしません。赤信号、皆で渡れば怖くないです・・・ん?ガーリックを使った料理は大好きなのですが、名物ガーリックアイスは受け付けませんでした。器となっているメロンと共に食べるのであれば、何とか飲み込めましたが。それから、入り口で配られていたガーリック味のジェリービーンズも苦しみながら飲み下した感じ。ガーリックに合わない食べ物もあると、認識を新たにした次第です。

 

全く関係ないのですが、子供の帽子を買おうと山のように並んでいる物売りのテントに寄ったところで、自分の帽子が欲しくなり、お父さんにお願いして買ってもらいました(旦も勧めてくれたので思い切って!)。それにしても、ここは暑いところです。早速買ってもらった帽子を被り、帽子屋さんの前でパチリ(注:手に持っているのはゴミ袋ではありません)。

 

いちほ(8/5/04)

 

 

■□■  おまけ  『言の三育体験入園』  ■□■

 

最近Thomasであまり遊ばなかったのですが

思い出した様に遊ぶようになりました

前回の通信で触れた、言の日本語補習校「三育学園」の幼稚園へ体験入園した日のこと。あんまり早い時期に伝えたら混乱すると思い、二日前に初めて本人にこの日のことを伝えました。「明日はMiss Mariaのクラスだけれど、その次の日は日本語の幼稚園に行くのよ」と。言は「え〜っ!」と嬉しそうでしたが、状況を理解していたのかは不明です。

 

当日の朝、車を降りてから「ジャッパニ〜ズ♪ジャッパニ〜ズ♪」と調子のはずれた歌を歌いながら小走り気味に教室に向かった言。とっても嬉しそうです。母もとっても嬉しいです。ですが・・・・・一歩教室に入って表情が硬くなる言。さっきまでのテンションは、海溝地点まで下落。たんぽぽ組の先生はとっても可愛らしい感じで、硬直している言を上手に遊びに連れて行ってくださいました。ここで母はさようならです。

 

Crazy hair day予行

毛が立つと別人格が

入るようです・・誰コレ?

数時間後早めにお迎えに行き、窓から中の様子を覗いてみました。もう帰り支度が終わり、先生の前に皆で座ってお歌を歌っていました。言は一日だけの体験入園なので、先生の目の前のお椅子に座っていました。そして皆が「ばななん、ばななん、ば〜な〜なんっ♪」と大合唱している中、一人歌詞が分からないながらも、無言で激しく首を前後に振ってノッテいました。まるでヘビメタのコンサート会場に居るファンの様です。それはそれは激しかったです。最後に「先生さようならっ!皆さんさようならっ!」とご挨拶を交わしてお辞儀をするのですが、ここでも言はお辞儀というものを理解していなかった模様で、一人だけ見よう見まねで首だけ突き出す有様。そして、その日に作った折り紙を貼り付けたカレンダーを手にしてクラスから飛び出してきた言でした。

 

それにしても、本当に日本の幼稚園そのものです。母は旦の幼稚園時代を思い出し、思わず目頭を熱くしたものでした。帰宅した言は、慣れない環境に疲れたのか旦のお迎えに行く車の中で熟睡。こうして体験入園は幕を閉じました。帰り際、たんぽぽ組の先生が「言くんは緊張していたみたいで、ずっと大人しく落ち着いた雰囲気でした。お家でもそうなのでしょうね。」とおっしゃったのですが・・・・・。いえいえそんな、滅相もございません・・・。

 

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