SAN JOSE通信Vol.94 今週一杯で、旦のSummer Schoolが終わります。今回行くことになったS校は、滑り込みで申し込んだとはいえ、とても良い学校でした。たった6週間(旦は最初の10日程欠席)でしたが、きちんと行き届いたカリキュラムや、いつ訪れても感じの良いスタッフの対応に触れ、親としては安心して預けることが出来ました。ハイウェイを乗り継ぐという遠方だったため、家を挟んで正反対の方向にある言の学校への送迎も絡めると少々ハード。ですが、幸いこの期間のお父さんの出張が無くなった為、旦に関しては朝のDrop-offを担当してもらえたので、とても助かりました。 さて旦のSummer Schoolですが、毎週決まったテーマがあり、一日のタイムスケジュールはの様に決まっています。遠方である分、いつもよりちょっと早起きをする生活です。と言いつつ、後半は慣れが生じて毎朝寝坊してばっかり(親が(^^))。
こうして見ると、結構細かい時間割ですね。ミュージックやアート&クラフトは、専門の先生が来て教えて下さっています。午前中はアカデミックな内容ですが、その代わり午後はのびのび歌ったり工作をしたり。本人も毎日とっても楽し気に通っています。彼は家だけで過ごすよりも、お友達に囲まれている時間がある日の方が断然生き生きとした表情を見せるので有り難いことです。 ここで、弟、言の学校の夏季限定スケジュールも載せてみます。毎年のことなのですが、夏の間はの様に毎日お楽しみが続きます。先生方も良く思いつきますよね。全部のテーマに沿ったことを家で準備するのはお金がかかるので、出来る範囲でリクエストに応じて学校へ送り出しています。ご覧の通り、実は旦以上にネタになる日々を送っています(笑)。
昨年はSummer Schoolに関する通信を全く書いていないのですが、昨日旦のクラスで歌の発表会が行われたので、通信で報告です。お父さんも会議を抜けて駆けつけてくれました。夏休みなので旅行に行ってしまった子供や、病気で休んでしまった子などが数人いて、何だかいつもより少ない人数の発表会でした(旦のパートナーも当日休んでしまい、同じくパートナーが休んでしまった女の子との即席カップルです)が、10曲以上歌っては踊ったでしょう。短期間で皆よく覚えたものです。
私の子供時代の発表会といえば、ひとつの劇や歌を徹底的に練習した記憶があるのですが、子供たちの発表会に行く度に「何て沢山の歌を歌い続けるのだろう!」とびっくりします。今回の発表会でもうひとつ驚いたのは、伴奏が生演奏だったこと。今まではテープに合わせてというものばかりだったので、立て続けに音楽の先生が鍵盤を鳴らす姿にも酔いしれました。
もう旦の発表会は見慣れてしまっており、大概「へーっ」と思う程度で終わってしまうのですが、今回はひっそりと涙目になってしまいました。理由は何なのか、自分でもちょっと分かりません(^^;)。そうそう、普段の学校では限りなくちびっ子の彼ですが、どういうわけか今回の学校では背が高い方なので、一番端で歌っていました。思わず学年を間違えて申し込んでしまったかと思ったほどです。長い発表の後は、母親達の差し入れでちょっとしたスナックタイムを過ごし、解散となりました。 この学校は今週の金曜日でおしまいです。その金曜日は途中で子供たちをPick-upし、そのまま旅行に出かける予定です。1年ぶりの大自然への旅。この夏の思い出を作りに行ってきます!!帰ってきたら、旅行記のページで報告出来るかな。新学年が8月30日から始まりますので、それが軌道に乗った頃、次回の通信をお便りしたいと思います。 いちほ(8/11/04) --------------------------------------------------------------------------- ■□■ おまけ 『ばばばあちゃんのおもちつき』 ■□■ 突然ですが、ばばばあちゃんをご存知ですか?奇想天外で愉快な行動をする、元気なおばあちゃんの絵本シリーズ。その中で唯一購入して持って来たのが、「ばばばあちゃんのおもちつき」。この絵本を読んでいたお餅大好き旦が、「お母さん、ご飯からお餅が出来るんだって。作ろうよ!」と誘って来ました。お餅ならここでも日系店に行けば買うことが出来ます。でも、ちょっと面白そうなので、旦と共にお餅作りをしてみました。 まずは材料を買うところから開始です。勇んでスーパーに行ったのは良いのですが、もち米は英語でなんと言うのか調べておかなかった為にちょっと苦戦。店員さんに聞いてSweet Riceだということが分かりました(恥)。
ここからの手順は、すべてばばばあちゃん流です。ほとんどの工程を、旦にお願いしました。もち米を吸水させ、普通に炊飯器で炊きます。*ばばばあちゃん曰く、「もち米1に対して同量の水で炊くと、やわらかめで子供にもつきやすい。お供えにするような、しっかりとしたお餅がつきたいときは、水を0.8くらいに減らす」だそうです。私たちは、前者で炊きました。炊き上がったら水でぬらしたボールに入れ、濡らしたすりこ木でグルグルかき混ぜます。しばらくねっとりするまでかき混ぜた後、今度はすりこ木でついていきます。これは力がいるのなんの!!さすがに旦も途中でギブアップ。ここで、昼寝から起きてきたお父さんが交代してくれました。「餅をつくのは男の仕事だから」と。実家でのお正月行事じゃないんだから・・・。
無事に米の粒が無くなり、滑らかな餅に仕上がりました。ここから成形です。手に水をつけながらちぎると、べたべたしません。ここでササーッと登場した言も参加。ふと気付いたのですが、私は餅とり粉を用意していませんでした。仕方なく、たまたまあったRice flourで代用です。良かったのかしら・・・?子供たちは、手に水をつけながらの粘土・・・じゃなくて餅の形作り開始です。 長い間餅をこねくり回した後、ようやく完成。途中はスノーマンや雪ウサギなどが出来ていたのですが、最後の最後で結局ひとまとめにして終わりました(^^;)旦の成形した餅は、何度も何度も水をつけた為にベチョベチョ。言も同様ですが、この人は顔まで変形する溶連菌感染者だったので更に分けてもらいたくもありません。唯一頼みの綱のお父さんは、手にあまり水をつけない分、手についた餅を何度も舐めながらの成形。もう誰が作ったお餅もいらな〜いっ!味は餅そのものだったようでした(伝聞)。 買ったほうが早いのですけれど、まだまだ餅米があるので、時期はずれと言いながらもお餅作りは続きそうです。 --------------------------------------------------------------------------- ■□■ おまけその2 『遊び言葉』 ■□■ 子供達が普段遊んでいる時によく出る言葉をちょこっと紹介します。 @
二つ物の中から一つを選ぶ時に、日本語で「どちらにしようかな、神様の言うとおり」と交互に指差しながら歌うことがありますが、これは一体英語では何と言うのか知っていますか?。
「Eeenie meenie miny mo Catch a tiger by
the toe.」以降は、状況に応じて変えているようで、様々なパターンがあります。例えば、「Eeenie meenie miny mo Catch
a tiger by the toe. Which is the very best one? Eeenie
meenie miny mo And
you are "i" "t" it.」 A上で「it」が出てきたのでもうひとつ。かくれんぼ(Hide&Seek)をする時に使う言葉です。 まずはじゃんけんで鬼を決めます。じゃんけんは「Rock, paper, scissors!」。日本語の「グー・チョキ・パー」と同様「石・紙・はさみ」ですね。 そして鬼が決まりました。さて、ここで鬼になった人が目隠しをしてカウントします。 「One,
two, three... Ready or not, Here I
come.」(いち、にい、さん・・・もういいかい?) そして隠れている人を見つければ「I see you!」(見−つけた!) こうやって隠れている人全てを見つけて行きます。 もうひとつかくれんぼ似ている遊びがあります。それはTagという遊び。かくれんぼは隠れている全員を見つけなくてはならないので、幼い子供には大変な遊びです。その点Tagは、最初のじゃんけんによる鬼決めは同じものの、鬼が決まった時点でいきなり遊びの開始です。鬼(itと呼びます)以外の子供は一気に走り出し、鬼に追いつかれて体にタッチされた人が次の鬼となります。こちらのほうが鬼になった人の負担が軽く、いつまでも楽しめる外遊びとなるのです。 「Tag you! You’re
it!」(つかまえた!あなたが鬼!) |