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今日は一日マウント・レーニエ国立公園で過ごす予定。再びNisqually Entranceから園内に入り、最初に向かう先はマウント・レーニエの南麓にあるParadise Area。小一時間でたどり着く。標高は1647メートル。 Paradise周辺は、お年寄りの日本人団体観光客で溢れ返っていた。この時期のマウント・レーニエ国立公園は深い雪が溶け、花が咲き乱れる最も美しい時期だものね。 マウント・レーニエには、総面積91平方キロメートルで四方に向けて放射状に伸びる40あまりの氷河がある。その中で6番目に大きいものが、ニスカリー氷河。まずはこの氷河を見ることが出来ると言う、Nisqually Vista Trailを行ってみよう。 確かに山頂から谷底まで一望出来る景色はダイナミックだったのだけれど、氷河にタッチできる勘違いしていた私は拍子抜け。半そで半ズボン姿でトレイルをしつつ、どうやったら氷河に触れるのかしらん?等ととぼけたことを考えていたのでした(呆)。実際は、写真中央の雪が途切れる辺りがニスカリー氷河の様です(多分(^^;))。かなーり遠くの景色です。
後で他の方の体験記を読んだのですが、同じ8月にトレイルをして氷の上を歩いたと書かれていたので、もっと上級のトレイルコースであれば、氷河の近くまで行けたのだと思います。 今度はParadise Areaからグググ〜ッと北に走ったところにあるSunrise Areaに移動。片道2時間ほどのドライブです。3人とも寝てしまったので、一人黙々とクネクネ道を運転したのですが、舗装してあるにも拘らず非常に質の悪い道路。 Sunrise
Areaは標高1950メートルもあり、Paradise Areaとは反対側からマウント・レーニエを見ることが出来る。アメリカ本土最大の氷河、イモンス氷河を見ることも出来る。早速片道2マイルのSilver Forest Trailを歩いてみた。
このトレイルは、本当に美しいコースだった。道の両脇には色とりどりのワイルドフラワーが咲き広がり、片側には雪冠をかぶったレーニエ。山の中腹には青々とした湖と、山から流れる川が見える。これぞ贅沢な景色だ。子供達は景色よりも、足元をうごめくレッド・アントに夢中だったが(おいおい)。最後はビジターセンターで売っているソフトクリームを楽しみに歩ききった二人。濃厚なソフトクリームは、とっても美味しかった。 今ここから宿に戻るのには、また数時間かかる。今日のトレイルは、ここでおしまい。 |