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今日も残りのカスケード・ループを回り、ノース・カスケード国立公園に立ち寄ってSeattleまで戻るというロングドライブの日。チェックアウトをして明るい時間にホテルの前を回ってみたら、レイク・シェランの美しいことったら!さすがワシントン州中部のリゾート地なだけあって、ホテルも今までの倍額だったのに納得。私は時間と距離的にChelanまでしか進めないだろうという理由でこの町に宿泊予約を入れたのだけれど、こんなに美しい湖だったとは知らなかったぁ。
ちなみにレイク・シェランは南北の長さが約55マイル(約88キロメートル)もある細長い湖。最大水深は450メートルと言う、アメリカ国内3番目に深い天然湖なのだそう。お父さんと子供達が「泳ぎた〜い」と喚いている姿に心がグ〜ラグラ揺れたけれど、時間が押しているので、心を鬼にして先を急ぐことと号令をかけ出発。 再び様々な小さな町を通り過ぎつつカスケード・ループの山岳地帯を走ります。そしてループのハイライトとも言える、標高5477フィート(約1670メートル)のワシントン・パスを通過すると、レイク・ロスやレイク・ディアブロという貯水池にさしかかり、そこはノース・カスケード国立公園だ。レイク・ロスは公園の東に位置し、北はカナダとの州境まで続いている。 レイク・ロスとレイク・ディアブロの色は、これまた今までの湖とは違った色だ。お父さん曰く「バスクリンが入っているみたいだな」。表現力の乏しさに呆れたが、かなりそれに近い。鮮やかなエメラルドグリーンで、水中の様子は全く分からない。作り物のように不思議な色で、かなり長い間見入っていても飽きることが無かった。 上の画像で旦が手にしている松ボックリのような物に注目して欲しい。レンジャーの方が教えてくれたのだが、良く見るとねずみの形をした物が付いている。この辺りに沢山落ちていて、拾ってはねずみ部分だけひっぺがすのにしばし夢中な子供たちと私(おいっ)。 再びレイク・ディアブロに沿ったカスケード・ループをひた走り、ノース・カスケード国立公園のビジターセンターへ寄って軽くトレイル。ビジターセンター内から始まるRiver Loop Trail。オリンピック国立公園のホー・レイン・フォレストにちょっと似た、湿った空気を感じるトレイル。木々もホー・レイン・フォレスト程は垂れ下がっていないものの、苔が枝垂れ、所々で倒木がある。湿気の為に蚊が大量に居て、私一人で何箇所も刺されてしまった。
後はひたすらSeattleまで走りに走る。3・4時間位でたどり着いたであろうか?ホテルに滑り込み、「シアトルなら魚介であろう!」と私が目星をつけていたElliott’s Oyster
Houseへタクシーで向かう。Pier56にあるレストランなのだが、名前通りオイスターの種類が豊富。早速アペタイザーとして注文したのが、様々な種類のフレッシュ・オイスターの盛り合わせ!生牡蠣大好きな夫婦は、もう倒れそうな美味しさにくらくら〜。 お父さんが注文したダンジネスクラブ・ケーキも、私が注文したフライド・オイスターも、子供達用のクラムチャウダーも、全て文句なしに美味しい!地ビールも地ワインも堪能(妊婦だけど、今晩は飲んだ!)。旅行最後の晩と言うだけあって、弾けた夫婦であった。タクシーで来て大正解。 |